出入国管理政策懇談会『今後の出入国管理行政の在り方』で技能実習制度の見直しを明記

法務省に設置されている第6次出入国管理政策懇談会が
『今後の出入国管理行政の在り方』をまとめたようです。

そこで技能実習制度の見直しについても明記されました。
ざっくりとですが以下に要点を箇条書きしてみます。

 

<外国人技能実習制度の見直しについて>
・対象職種の拡大
・実習期間延長などの必要性

 

<制度拡充策の案>
・一定要件を満たす技能実習生は、「技能実習2号」の修了後に、実習期間の延長または再実習を認めること
・優良な受け入れ機関においては、現行の2倍程度まで受け入れ人数枠の増加を認めること

 

<監理の適正化>
・法律に基づく公的な制度管理運用機関の創設
・送り出し国政府の協力を得た送り出し機関の適正化

 

<技能実習生に対する人権侵害行為への対応>
・実習実施機関や監理団体による不適正な行為を、技能実習生が制度管理運用機関に通報できる制度整備も必要

 

<対象職種>
・送り出し国の産業発展やニーズを踏まえて追加する必要性
・複数職種の技能実習を可能とする「多能工化ニーズ」に対応するため、技能実習計画をより柔軟に作成できるようにする必要性

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